夏の終わりを告げるかのようにパリのマルシェに出回り始めるmirabelle(ミラベル)。
フランスに来て初めて食べてから、その美味しさにすっかり虜になりました。
大きさはチェリーやぶどうと同じくらいで、中に種がひとつ入っています。
スモモの一種だけど酸味が殆どなく甘くて本当に美味しい!
ぱくぱく食べ始めると止まらなくて、いつもあるだけ食べきってしまいます。
日本では食べたことのなかったこのフルーツ。
調べてみると、8月末から9月頭にしか出回らず、果実も繊細で柔らかいため日本への輸出が難しいそう。
それゆえ、渡仏するまでその存在を知りませんでした。
ミラベルの約7割はフランスのロレーヌ地方で生産されているそう。
4年程前にロレーヌ地方のナンシーを訪れた際にミラベルのタルトを頂いた思い出があります。
そしてなんと、このミラベルのお祭りFêtes de la Mirabelleがロレーヌ地方のメッス(Metz)で開催されるそう。今年は8月18日~26日の開催でした。
メッスにはまだ行ったことがないので、ミラベルが旬のこの時期に一度訪れてみたいなあと思います。