Chez Rossi - Dolceacqua
- Kumiko Nakagawa
- 2015年3月27日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年8月16日


金曜はVentimigliaのマルシェに行きたくて、Mentonから電車でイタリアへ。
電車に乗ってる間に国境を超えれちゃうのがヨーロッパのすごいところ。
マルシェを満喫して、VentimigliaからバスでDolcheaquaに移動。
Dolcheaquaにはモネが描いた橋があって有名です。
その橋から見えるお城まで行こうとDolcheaquaの村へ。
この村が、すごく楽しかった。
エズやヴァンスの村も良かったけど、ここの村の方が、なんか好き。
坂を登ってお城に着いたら、工事中で入れなかった。
まあ、よくあること。

がっかりしつつお城の少し先に行ったところで、赤い帽子をかぶったムッシュがお家の補修をしていてご挨拶。
このムッシュの帽子とお揃いの赤い扉がいい感じ。
おうちがぱっと見すごい素敵で、お城の近くのこんな場所での生活にすごい興味が湧いて、おうち見せて頂けますか?って頼んでお邪魔させてもらった。
私は旅先で、観光地よりも現地の人の生活の方に興味がありよく突撃お宅訪問をさせてもらう。日本じゃ出来無さそうだけど、海外だと意外と入れてくれます。




もともとは彼のおじさんがここに住んでいたみたい。おじさんが亡くなって、石造りの壁だけを残して後は全て一から手作りして彼が住み始めたそうです。
お風呂場の一部をガラス張りにしたり、寝室にも窓を少しづつとって光を取り入れたり、決して広くはないけどすごく居心地の良いセンスのいいおうち。

1番感動したのは、大好きな干柿をこの小さな村でいただけたこと。
歩き回ってお腹が少し減ったなって言ったら、これ食べる?って戸棚から出してくれたのが彼お手製の干し柿だった。


自然の中で暮らしてる彼は、食べ物も全てオーガニック。
広いお庭も紹介してくれて、沢山の野菜を育てていました。
これはサラダにすると美味しい葉っぱだよと説明してくれた。


すっかり仲良くなって、夕飯をちゃっかり頂くことに。
イタリア人の作るパスタは、やっぱり美味しかった。

本当にありがとう。
イタリア語は話せないから、会話はフランス語でした。
Merciってゆうたびに、De rienではなくPregoって返されて、慣れなくていちいちドキッとした。
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