パリでデザインのお仕事を一緒にしている仲間と少し遅い新年会。
お店は11区にあるYARD。
夜は20時オープンなので、仕事終わりに早速行ってきました。
パリの中心から少し離れた11区にあり、建物の外観はパリというよりロンドンぽい感じ。
オープンキッチンでいい雰囲気のお店の広さは
狭すぎず大きすぎずちょうどいい感じ。
本日のメニューはこちら。
私は前菜にCarpaccio de Saint - Jacques(ホタテのカルパッチョ)
メインにBetterave(ビーツ) をオーダーしました。
一緒にいただいた白ワインはALSACEのもの。
みんなの前菜はこちら!
見た目にも美しくてとってもフレッシュ。
左の黒いお皿はtartare de bœuf(牛肉のタルタル)、
奥のお皿はfoie gras miso(フォアグラとお味噌)。
綺麗に盛り付けされたfoie gras は初め何かわかりませんでした。
一緒にサーブされるパンも美味しくて大満足の前菜たち。
Betterave, feta, shiso, goji
メインに選んだのはベトラーブ。
日本ではビーツと呼ばれているこの鮮やかな野菜はフランスに来て初めて知ってからずっと好きなお野菜の一つ。
自分で料理する際はサラダに入れることが多いですが、今回はフェタチーズとクコの実と一緒に頂きました。
同僚がオーダーしたのは
Filet de Bresse, Colonnata, jus d'herbes, artichauts barigoule
ブレス地方の鶏はフランスに数多く飼育されている食用鶏の中でも唯一AOCに登録されている鶏だそう。
AOC(Appellation d'Origine Contrôlée)とは、
フランスの農業製品に対して与えられる認証であり、製造過程および最終的な品質評価において
特定の条件を満たしたものにのみ付与される品質保証。
日本語に翻訳すると「原産地統制呼称」。
そんな高級鶏とは知らず一口頂きましたが、しっかりした身は本当に美味しくて鶏肉じゃないみたいでした。
デザートは2つをみんなでシェア。
Poire pochée au Safran, ganache au dulce leche(洋梨とキャラメルミルク)
Crème citron-bergamote, financier olive, raisins
(レモンクリームとオリーブのフィナンシェとぶどう)
洋梨に添えられたganache(ガナッシュ)が美味しい。
ガナッシュはチョコレートと生クリームで作るクリームのこと。
因みに、ガナッシュはフランス語で「顎」や「間抜け」という意味。
チョコレートを調理していたアプランティが誤って熱した生クリームを入れてしまい、親方のシェフが「ガナッシュ!」と怒鳴ったことに由来するそう。
Dulce de Leche(ドゥルセ・デ・レチェ)は日本語に直訳すると「牛乳のお菓子」という意味。
砂糖を入れた牛乳をゆっくりと加熱して作る液体キャラメルでラテンアメリカの伝統的な糖菓。
最近メニューでわからないフランス語をちゃんと調べるようにしています。
と言うのも、メインのメニューでpouple(タコ)をpoulet(チキン)と間違えて同僚がオーダーしたのに気づいていなかったため。
早くすらすらとフランス語のメニューが読めるようになりたいものです。
お店のインテリアはすっきりシンプル。
お料理は全て美味しくてスタッフもサンパでした。
正にネオビストロといった感じです。
お店のすぐ隣にYARD CAVEがありこちらも良さそう!
ランチも気になるので再訪決定のお店です。
6 RUE DE MONT-LOUIS
75011 PARIS
du lundi au vendredi
12h - 14h30 / 20h - 22h30
LA CAVE
tous les joursde 18h - 00h